■上演作家・・・吉田篤弘 Yoshida Atsuhiro 1962年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會 名義による著作とデザインの仕事を行っている。 主な小説作品に『フィンガーボウルの話のつづき』『つむじ風食堂の夜』 『空ばかり見ていた』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 『圏外へ』『パロール・ジュレと紙屑の都』『なにごともなく、晴天。』 『うかんむりのこども』『電氣ホテル』など。 「針がとぶ」(中公文庫『針がとぶ』所収) /出演:奈佐 健臣(大沢事務所所属・状況劇場出身) /演出・音響・照明:北川原 梓(演出家・作家・美術家) (あらすじ) 「グッドバイ」――それは始まりの合図 LPの小さなキズ。 針がとぶ一瞬の空白に、伯母と過ごしたなつかしい日々が瞬く。 変わり者の伯母が亡くなり、ユイは遺品の整理を任された。 それらを“棄てる”ごとに不機嫌がつのり、“棄てられない”ものを 抱え込みながら、それでもユイは前へ進んでいく。 主催:川口市教育委員会 共催:朗読者 in KAWAGUCHI 実行委員会 協力:埼玉高速鉄道株式会社 |