「 内田百閒 」(うちだ ひゃっけん) 1889年(明治22年)~1971年(昭和46年)日本の小説家。 本名:内田榮造(うちだえいぞう)。 夏目漱石(なつめそうせき)門下の小説家、随筆(ずいひつ)家です。 「百閒」は、故郷(こきょう)にある旭川(あさひかわ)の緊急(きんきゅう)放水路である 百間川から取ったものです。 迫(せま)り来る得体の知れない恐怖(きょうふ)感を表現した小説や、独特なユーモアに 富んだ随筆などを得意としました。 後輩(こうはい)の芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)に慕(した)われたほか、師である 夏目漱石の息子である夏目伸六(なつめしんろく)と親交が深かったことでも有名です。 |