朗読者 in 木まつり2017 夏
妙壽寺 猿江別院
東京都江東区猿江２－１５－１４ * map
寛永8年(1631年) 本光院日受上人(後鷲山寺16世)妙感寺として江戸谷中清水町に開創。
寛文2年(1663年) 信入院日崇上人(後妙蓮寺20世）猿江村鎮守稲荷社別当となり、妙壽寺と寺号を改める。
大正12年(1923年) 関東大震災により、妙壽寺消失。世田谷区北烏山に本寺を移転。
平成29年(2017年) 江東区猿江に妙壽寺猿江別院本堂が落慶。
■上演日時・・・・２０１７年８月１０日(木) 13:50開演～14:50終演 入場無料（要予約）
■上演作家・・・・谷崎 潤一郎 Tanizaki Junichiro 1886年- 1965年。
近代日本文学を代表する小説家の一人。東京日本橋生まれ。東京帝国大学国文科中退。
初期は耽美主義の一派とされ、過剰なほどの女性愛やマゾヒズムなどのスキャンダラスな文脈で語られることも少
なくないが、その作風や題材、文体・表現は生涯にわたって様々に変遷を続けた。漢語や雅語から俗語や方言まで
を使いこなす端麗な文章と、作品ごとにがらりと変わる巧みな語り口が特徴。今日のミステリー・サスペンスの先
駆的作品、活劇的な歴史小説、口伝・説話調の幻想譚、果てはグロテスクなブラックユーモアなど、娯楽的なジャ
ンルにおいても多く佳作をものしたが、『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』など、情痴や時代風俗などのテーマを扱
う通俗性と、文体や形式における芸術性を高いレベルで融和させた純文学の秀作によって世評高く、「文豪」
「大谷崎」と称された。昭和40年79歳にて死去。 *
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「 刺 青 」（しせい） ／出演：奈佐 健臣 ／音楽・演奏：河崎 純 ／演出･美術：北川原 梓 ／音楽監督：河崎 純 （あらすじ） －清吉と云う若い刺青師の腕利きがあった －心に人知れぬ快楽を潜ませた清吉の、彼の心にある年来の宿願 －それは、光輝ある美女の背に己の魂を刺り込みことであった 美しいものに征服される喜び、美即ち強きものであるという、作者 独自の美の世界感が顕された処女作。 1910年発表。 |
朗読者公演 谷崎潤一郎「刺青」
パネルディスカッション 建築とアート
--- プログラム ---
■妙壽寺住職挨拶 13:30～13:50 三吉廣明上人(妙壽寺 住職)
山崎 尚(新木場倶楽部代表)
■朗読者公演 13:50～14:50 「刺青」谷崎潤一郎 作
■休憩 14:50～15:10
■パネルディスカッション 15:10～17:00 「建築とアート」
パネリスト：浅見俊哉（アーティスト。写真現像技術を応用、妙壽寺本院の松の木影を別院内に投影）
佐藤仁美（アーティスト。別院天窓に光の軌跡を表現）
北川原梓（快飛行家スミス演出家）
奈佐健臣（快飛行家スミス俳優）
司会：三浦清史（こうだ建築設計事務所。建築家）
■主催：新木場倶楽部
共催：日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会(JIA埼玉)
■企画：JIA埼玉・新木場倶楽部
■後援：妙壽寺
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