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in KAWAGUCHI Vol,16
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朗読者 in KAWAGUCHI Vol.10
KAWAGUCHI ART FACTORY
(鋳物工場をそのまま利用したART SPACE)川口市元郷 2-15-26 日本金属鋳造工業(株)内
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「 キューポラのある街 」で名を馳せた川口は古くから鋳物工業を中心にものづくりの街=産業都市として栄えて来た。
近年はそれらの工場に代って高層住宅=マンションが立ち並び住宅都市へと変貌を遂げている。
戦前は軍需工場、戦後は機械部品製造の鋳物工場として稼動して来た「日本金属鋳造工業株式会社」は、中小の製造業者の作業場
と共に、アーティストのアトリエスペースとして、更には特異な空間特性を生かした現代美術の展示、撮影スタジオなどとしての場
「KAWAGUCHI ART FACTORY」として生まれ変わった。
川口の記憶を刻印するこの場所から未来に向けて新たなアートやメッセージを発信してきた。
■上演日時・・・・2015年10月3日(土) 17:00開場・17:30開演 入場料 \2,000-(要予約)
■上演作家・・・・筒井 康隆
Tutui Yasutaka
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1934年大阪生まれ。同志社大学文学部卒業。
14歳からの演劇活動を継続しながら、展示装飾を専門とする会社を経て、デザインスタジオを設立。
60年にSF同人誌「NULL(ヌル)」を発刊し、江戸川乱歩に認められて創作活動に入る。
81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂 分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で
川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。
97年にフランス・パゾリーニ賞、2010年に菊池寛賞を受賞。
97年にフランス・芸術文化勲章シュバリエ章、2002年に紫綬褒章を受章。
主な作品に『アフリカの爆弾』『時をかける少女』『家族八景』『大いなる助走』『虚航船団』
『残像に口紅を』『文学部唯野教 授』『聖痕』などがある。
「 佇 む ひ と 」
/出 演 :奈佐 健臣
/音楽演奏:岩城 里江子(アコーディオン)
/ダンス :新生 呉羽
/演出・美術:北川原 梓
(あらすじ)
ほんのさささやかな社会批判をしただけで、妻は街路樹にされた。
犬も、猫も、人も。
わずかでも社会の統制を乱すモノは、皆植物にされてしまう管理社会。
抗うことも受け入れることもできずに、
ひっそりと漂う恐怖に脅かされながら私は……。
未来に満ちる寂寥感をリリカルに描いた短篇。
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奈佐健臣連載『佇む朗読者日記』
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