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in KAWAGUCHI Vol,16

怪談夜宴2018

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朗読者 in KAMAKURA Vol.2 ~第十一回鎌倉芸術祭参加企画

「鏡花語り 清方描く ―ふたりの鎌倉物語―」

霊鷲山感應院 極楽律寺
(鎌倉時代に北条重時により開基、良観房忍性により開祖開山された古刹)
 神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目6-7 * map

正元元年(1259年)の創建、忍性が入寺した文永4年(1267年)以降に重時の子の長時、業時が寺を完成させた。
盛時には七堂伽藍の他に49の子院が存在した。建武新政に際し後醍醐天皇の勅願寺となり、室町時代も足利氏の保護を受けた。
本尊は釈迦如来立像、五輪塔(忍性塔)共に国の重要文化財。


■上演日時・・・・2016年10月29日(土) 13:00開場・13:30開演 入場料 ¥2,500円(前売。当日¥2,700円)

■上演作家・・・・泉 鏡花   Izumi Kyoka 1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日
         日本の小説家。明治後期から昭和初期にかけて活躍した日本の小説家・戯曲家・俳人。
         本名、鏡太郎(きょうたろう)。石川県金沢市生れ。父は象眼細工・彫金等の錺(かざり)職人である。
         9歳で母を亡くす。以後亡き母への深い憧憬を胸に抱き、その思慕の念が作品にも影響を与えていく。
         尾崎紅葉に師事した。『夜行巡査』『外科室』で観念小説家と称され、『高野聖』で人気作家となる。
         江戸文芸の影響を受けた怪奇趣味と奔放にして独特なロマンティシズムで、近代における幻想文学の先駆者
         として知られる。小説だけでなく戯曲にも力を注ぎ『夜叉ケ池』『天守物語』など名作を残した。
         他、代表作に『草迷宮』『婦系図』『歌行燈』など。 *


 ■第一部 13:30~

「 星あかり 」

/出演:奈佐 健臣
/音楽・ヴァイオリン演奏:ヤン グレムボツキ Jan Glembotzki
/演出・美術:北川原 梓
/音楽監督:河崎 純

小説「星あかり」について
鏡花は金沢からの上京後、尾崎紅葉に弟子入りするまでの約一年、東京市内各所を転々としその放浪生活中の一時期盛夏の鎌倉にも滞在していた。この時の体験をもとに書かれたのが「星あかり」。妙長寺から由比ヶ浜を舞台にした怪奇的小説であり当時の鏡花自身の切羽詰った心情、どうしようもない孤独や将来に対する不安が主人公の恐怖体験を通して表現されている。

■第二部 14:10~ 文化講演

「 鏡花と清方 」

ふたりの芸術家の交流を紐解く


講師 鎌倉市鏑木清方記念美術館 学芸員

小説家と挿絵画家としての鏡花と清方の交流を鎌倉という土地背景を絡めながら専門家にお話し頂きます。
※途中、泉鏡花「高野聖」の一部朗読を予定しています。
(14:40 閉場予定)

/協力:鎌倉市鏑木清方記念美術館
    公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団


                                   鏑木清方 作
                                   「高野聖絵看板」
                                    豊川閣妙厳寺寺宝館所蔵



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