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朗読劇
文学を、体感する。
川口を、体感する。
朗 読 者 in KAWAGUCHI
演じる者、奏でる者、歌う者、描く者、写す者、照らす者、踊る者、紡ぐ者・・・・・・
それぞれの形を持った朗読者達が集う
■「朗読者」とは
アーティスト×俳優(奈佐健臣)×美術家・演出家(北川原梓)、1対1対1の“朗読企画”
近年、“ものづくりのまち”として活力あるまちづくり・人づくりを目指し、
アートの身近な暮らしの提案へ力を注ぐ川口市で、
公演そのものをインスタレーションとして提示する、今までに無い朗読
“経験・体感する朗読”
を上演。
読書離れが進む昨今。
“読む”という行為が難しいのであれば、“聴く”という気楽さで、
更には、音・灯り・空間演出他、アートという形を通して感覚で捉える楽しさで。
子供から大人まですべての人に、文学作品・読書に親しむきっかけ作りを提案します。
『言葉を語る者だけが朗読者ではない。音も、明かりも、美術も、踊りも、空間そのものも、物語が始まったその時から共に朗読する饗宴者である。』
というコンセプトの下、その都度選出した川口市縁のアーティストと共に、その都度選出した文学作品を、一つの公演作品へと作り上げます。
コンセプトのキーポイントは、「空間そのものも」。
上演場所は、川口市の地域資源・歴史資源である特色ある場所を基本とし、その場所の歴史的背景や存在価値・特質に注目した演出を心がけ、人々が改めてその場所を意識し魅力を発見する糸口を提供します。
また、美術の素材としては、川口市の産業、特に鋳物と植木に着目し、それらを積極的に活用。
常に身近であるそれらの新しい表情を見出すと共に、地域の独自性を再確認する端緒となるよう働きかけます。
そしてその上で、客席も含む舞台上、時間を含む公演作品そのもの、を一種のインスタレーションとし、観客に“体感する文学”
“幻視する作家像”を経験してもらう事を目的とします。
文学作品を“朗読する”事で、時には清透に時には腥く茫漠立ち昇る作家の影。
帰り道にはふと、その作家の本を手にしたくなる、そんな朗読を目指して。
■出演者等
■舞台・演出
快飛行家スミス
【下記二人による演劇を中心とした多角的表現ユニット】
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<観客が経験・体感する舞台>をモットーに、劇場を飛び出し、日本家屋、鋳物工場、洋館、等
「場所そのもの」に拘った独創的な一人芝居を数多く上演。
舞台上に留まらず、エントランスから客席までに及ぶ空間演出。言葉、声、躰、空間。
その全てを繋ぐ美的世界観をプロペラに、演劇界にとどまらず、ジャンルを超えた表現の空を旋回している。
奈佐 健臣 Nasa Kenji 俳優
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大沢事務所所属。状況劇場出身。
舞台・映像出演の他、千本を越えるCMナレーションも手がけ、高い評価を得ている。
現在、 格闘技、釣り、スポーツ、バラエティと多岐にわたる番組のナレーションをそれぞれ担当。
60ステージを越える一人芝居を経験する中で、「男っぽく且つ奇麗な芝居」を追求。
近年は、流山児事務所『由比正雪(作:唐十郎)』@本多劇場で「半面男=半面美人」役、
新宿梁山泊『ベンガルの虎(作:唐十 郎)』@井の頭公園木もれ日原っぱで水島役など、
色気高く謎めいた役柄に定評がある。
演出家 北川原梓と共に快飛行家スミスを主宰。
朗読者 in KAWAGUCHI全ての公演において、その語り手をつとめる。
朗読=読むというスタイルを離れ、小説丸ごとを体に落としこむ。
彼は文字を追うのでなく、作家の影のみを追っていく朗読者である。
大沢事務所 奈佐健臣
北川原 梓 Kitagawara Azusa 作家・演出家・美術家
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美術・建築を学んだ後、演出家・作家へ転進。
現在までに「青翅に眠る」「夜合樹」シリーズなど十一作の戯曲を発表。
独特な語感で紡がれる言葉 の繊細な色気に定評がある。
2010年以降は空間設計、グラフィックデザインを中心に活躍しながら、『朗読者』企画の立ち上げに注力。
近年は演劇だけでなく、アートからセレモニーまで多様なイベントの総合演出を手がけている。
また、グラフィックアーティスト・木 立十の顔も。
俳優 奈佐健臣と共に快飛行家スミスを主宰。
朗読者 in KAWAGUCHI全ての公演において、その演出・美術をつとめる。
言葉と身体と音を目の前にして、時間と空間を編んでいく。
彼女は無音の朗読者であり、時空編集者である。
■音楽
河崎 純 Kawasaki Jun 音楽監督・作曲家・コントラバス奏者
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演劇、ダンスなどの舞台音楽を中心に、これまでに約60本の作品で音楽監督、作曲を担当し、自ら舞台公演の構成、演出も行う。
トルコの振付家との身体パフォーマンス作品による共同作業、2014年はドレスデン交響楽団新作にソリストとして招聘される等、
国内外で活動。パフォーマンス作品のワークショップ、講義も行っている。
(Vol.1 = コントラバス)蕨市在住。
篠田 浩美 Shinoda Hiromi パーカッション奏者
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川口市生まれ。東京芸術大学打楽器科卒。幼少よりピアノ、マリンバ、高校から打楽器を始める。ヤングアーティストピアノコンクール(第2位)、川口ピアノコンクール(第3位、教育長賞)、日本クラシック音楽コンクール(好演賞)、全国ジュニア管打楽器コンクール(銅賞)。これまでにマリンバ及び打楽器を小川佳津子、高橋美智子、藤本隆文、高田みどり、有賀誠門 の各氏に師事。 現在はソロ、アンサンブル、オーケストラ、室内楽、ジャズ・セッションなどジャンルを問わず多くのコンサートに出演中。多数のCD、DVDにも参加。またRoland デジタル・ピアノ、シンセサイザー、パーカッションのデモンストレーター、さらにはインターネットUSTREAM番組の司会など、活動の幅を広げている。父である作・編曲家/キーボーディスト 篠田元一のCDやライブにも共演参加。PERCUSSION UNIT「HARROMI-YAH!!!」、MARIMBA ENSEMBLE「quint」、邦楽創造集団「オーラJ」メンバー。
(Vol.2 Vol.6 = パーカッション)川口市在住。
浅見 安二郎 Asami Yasujiro ブルースハープ奏者
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川口市生まれ。20歳の頃、フォーク・ミュージックに目覚めブルースハープを独習。1989年からブルースハープの第一人者である松田幸一氏のアリズ・ハーモニカ・ワークショップで講師を勤める。現在、カルチャースクールなど多くの教室で指導するだけでなくレコーディングやライブなども行っている。ブルースハープ以外にも津軽三味線を演奏するなど音楽活動も幅広い。2001年第23回「日本ハーモニカ賞」(全日本ハーモニカ連盟)受賞、2013年川口市芸術奨励賞受賞。
(Vol.3 = ブルースハープ)川口市在住。
ヤン・グレムボツキー Jan Glembotzki ヴァイオリン奏者
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ドイツ生まれ。4歳の時にピアノを、 2年後にバイオリンを始める。芸術家一家(作曲、俳優やオペラ歌手)で育ち、ハノーバー音楽大学でヴァイオリンの修士学位を取得。Krzysztof Wegrzyn (旧ハノーファ国立歌劇場のコンサートマスター、「国際ヨーゼフヨアヒムヴァイオリンコンクール」の創設者)、Jutta Rubenacker-Mullerに師事。ドイツ、ノルウェー、西アフリカ、日本、ポーランドを含む様々な国のソリストとしてだけでなく、室内楽奏者として国内外の公演に参加。NDR放送交響楽団、ブレーメンフィルハーモニック管弦楽団、ヨーロピアンフィルハーモニー管弦楽団で演奏。
(Vol.4 = ヴァイオリン)蕨市在住。
渡部 寿珠 Watanabe Suzu フルート奏者
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桐朋学園芸術短期大学卒業。卒業時成績優秀者として卒業演奏会に出演。
その後桐朋学園大学音楽学部に編入し、学部・研究科を修了。
在学中よりプロオーケストラへの客演や演劇とのコラボレーション、ライブ活動・レコーディングなどを開始。
草津国際音楽祭において故ヴォルフガング・シュルツ氏マスタークラスから選抜され、ファイナルコンサート出演。
ルーマニア国際音楽コン クール、室内楽部門第3位受賞(フルート四重奏・K.Quartet)。
2015年『バンドジャーナル』に、30歳以下の特集アーティストと して掲載される。
ソロリサイタルシリーズ「Flutissimo!」や愛媛県(地元)や香川県での「Quintet of Tokyo」、様々な楽曲との
コラボレーションライブ企画「Question?」シリーズなど、主催企画多数。
クラッシックにとどまら ず、ジャズやラテンなどの様々なジャンルを演奏する。
2016年4月、ルーマニア国立ブラショフフィルハーモニー交響楽団に招聘され、ソリストとして出演 予定。
モットーは「ジャンルレス」。
(Vol.5 = フルート)
藤原 綾人 Fujiwara Ayato 彫刻家
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1975年栃木県生まれ。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
2006年デザインユニットatoa design設立。
2007―2008文化庁新進芸術家海外研修制度によりロンドンに滞在(ビクトリア・アルパート美術館)。
現在は、東京藝術大学美術学部彫刻科、横浜国立大学理工学部建築学科、東京医科歯科大学歯学学部歯学科、宇都宮大学教育学部
にてそれぞれ非常勤講師を務める。日本美術家連盟会員。一般社団法人アプリュス監事。
(Vol.5 = 彫刻)
岩城 里江子 Iwaki Rieko アコーディオン奏者・作曲家
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情報誌出版社勤務、ミニコミ誌主宰などを経て、テレビで偶然見かけたアコーディオンに衝撃を受けて弾き始め、現在ライブを中心に活動。
他に朗読、人形劇、アニメーション、ダンスなどとの共演なども多い。どのフィールドにおいても、場と人と叙情的に響きあうようにアコーディオンで音語る。
原風景や心象をスケッチするように作るオリジナル曲で物語のように編んだ二枚目のアルバム「水脈」を2014年リリース。
(Vol.9 = アコーディオン)
新生 呉羽 Sinjyo Kureha ダンサー
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無音、即興の「ダンス:存在の夢」など多くのパフォーマンスを国内外各所、主に現代美術の国際フェスティバルで継続してきた。
即興表現における 「積み重なる瞬間の選択」が、「これも有りだな」といった表現のかぎりない自由と勇気を喚起することを目指し、様々な場所で“stamping/踏むダンス”を行う。最近のキーワードは、「センシティブ原始野性」。また、子ども達とのワークショップや参加型のインス タレーション製作も行う。入室から退室までを「時間芸術」としてとらえてダンス、美術、演劇、音楽などミクストメディアの手法で東京、埼玉、神奈 川、鳥取県で展開。
2004年に川口市内各所で行われた環境をテーマにしたアート・プロジェクト「Between ECO & EGO」に始まり、川口市立アートギャラリー・アトリアでのワークショップ、幸町小学校でのアーティスト・イン・スクールでの授業、展示、パフォーマンス、即興ダンスなど川口市での活動も多い。
“からだワークショップ”というオリジナル身体トレーニングのクラスを主催。
(Vol.9 = ダンス)
* 他、川口に縁のあるアーティスト出演予定。
■主催 朗読者 in KAWAGUCHI 実行委員会
■後援 川口市・川口市教育委員会・川口商工会議所
■助成(Vol,1~3) 財団法人自治総合センター 活力ある地域づくり助成事業
■協力 喜楽園・西耕三郎・めゆ工房
■協賛 OKUDA art & Craft・彩叙会・株式会社 池田屋
■助成認定 公益社団法人 企業メセナ協議会
■過去の公演 下の各バナー画像より詳細をご覧頂けます。
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