今の芝川の状態、この河川の存在によって発展した過去などは いくら隣町に住んでいたとしても知ることは無く ただただその存在を眺めることしかできない。 眺めていた川が「旧芝川」ではなく、「新芝川」だったということですら気付かず、 どのようにして「川を見る」のか。 地球に人として生まれ育った私は 今の地球の状態、この地球が過去どうような連鎖を繰り返し発展していったのか、また滅んでいったのか いくら地球に住んでいたとしても、自発的に「見る」事をしなければ、知ることはない。 [環境問題」、「温暖化」等の地球の状態を示す言葉はただの空気の振動でしかないのではないだろうか。 制作した私は一体どのような顔をしているのか、 ただ眺めることしかできない私は鏡にどのように映るのか 閉じ込められた二匹の魚のその奥に映る私は ただ私自身を眺めているだけなのかもしれない。 それでも宇宙は、地球は、芝川は、川口は、 市民は、人は、生物や木や草花は、山田純平は 淡々と回り続けている。 |
山田純平 jumpei yamada 1983年6月 埼玉県川口市生まれ 足立区在住 2006年3月 明星大学木材造形専攻卒 2007年7月 「山田純平作品展 それはきっとちいさなこと」masuii R.D.R 2008年4月 「鈴木菜々子 片岡杏子 山田純平展」吉野純粋蜂蜜店 2008年10月 「ねじまきのこ展」出展 ねじまき雲 2008年11月 第30回 陶郷展 出店 2008年12月 NISHIKAWAGUCHI PROJECT 合格通り商店街 三美堂 浅草にアトリエを構え、活動している。 隣町、足立区より、埼玉を眺める。 >> yamada jumpei offcial web site |
各展示詳細
■FRONT GALLERY:花野井 薫・林 洋典
詳細 ■SPACE-1:崔 誠圭 詳細 ■SPACE-2:田中 大介 詳細 ■SPACE-4:あらかわあつこ 詳細 |