2004年1月26日更新 |
Between ECO&EGO 始動 ! |
■1月21日〜23日 Between ECO & EGO Act.2 『インフォメ−ション展』
(川口銀座商店街 樹モール 燦ギャラリー) エコ&エゴ展の概要をビデオ映像でご紹介と、各参加作家のご紹介ならびに今後の川口 での展示予定をパネル等にてご覧頂き、更に既に始動進行しているアーティストの活動 やその最新の報告もご紹介致しました。 22日17:30からは、 池田一 氏のトークショウが開かれました。 台湾高雄(Kaohsiung)でのアートプロジェクトの紹介から、先のサッポロビール工場における 水箱プロジェクトの報告 を、スライドを使って解説され、更にこれから本展に向けての計画も披露されました。 最後にいくつかのご質問にお答えしてから、丸山常生氏より会場に同席した何人かの エコ&エゴ展参加作家の紹介や協力要請を行い、PM7:00過ぎ終了致しました。 その後、同樹モール商店街内のビアレストランにて、アーティスト・実行委員会と 新たに加わった&スタッフの交流の意味も含めて懇親会を行いました。 以下、池田氏からのメッセージです。 ----------------------------------------------------------------------- トークショーは、「生活とアートの間」、Between Life & Artをキーワードに、 「生活と地続きのアート」のイメージを身近に引き寄せてもらいたいと願って、話し ました。望むらくは、川口の人たちとの接点となるテーマなので、もっと多くの人た ちに聞いてもらいたかったなあ--。今後も、機会を見つけて、対話の可能性を熱っぽ く押し広げていくつもりです。 Environmental Art(環境アート)のウェブ・ミュージアムとして世界的に知られる 【green museum】 に、池田一のセクションが開設されました。エコ・アートを含む環境アートの動向を 知るためにも貴重なミュージアムですので、是非訪れてみて下さい。 現実の美術館にはない、時間的な層(layer)の立ち上がりは、ネット上のミュージ アムの魅力と改めて感じました。 http://www.greenmuseum.org ----------------------------------------------------------------------- |
エコ&エゴ展 今後のスケジュールをご紹介します。 |
■1月31日(土) 14:00〜 川口談義
(本一通り内 浜田邸蔵)
参加アーティストの1人 山岡佐紀子 氏が進める「時間の底板」プロジェクトの内のひとつ。 川口で多くの経験を経られたご年配の方々から、くつろいだ雰囲気の中で、特に戦前までの 川口の気風などを伺うという、タイムトリップのためのトークイベント。 第1回 テーマ「芸術家の視線」 ゲスト:岩田健 氏(彫刻家)、土田裕 氏(写真家) 定員15名(要予約) 場所:川口市本町1-11-24 浜田接骨院内 蔵 Map JR川口駅東口または埼玉高速鉄道川口元郷駅より徒歩約10分。 参加費無料。ご参加希望の方は 山岡佐紀子 まで。 今後の予定:第2回 テーマ「女性たちの生活」(日程、ゲスト未定) 第3回 テーマ「鋳物職人の大正昭和」(日程、ゲスト未定) 各内容はビデオなどに記録され、Between ECO & EGO展開催中に商店街等の どこかで上映されます。 必見!山岡佐紀子、朝日環境センターでのプラ選別作業体験記 乗車便決定! ■2月1日(日) Between ECO & EGO Act.3 『エコ&エゴ みんななかまバス試乗会』 (みんななかまバス) 川口市内を運行中の『みんななかまバス』(中央・横曽根・青木・南平循環)に アーティストが乗り、本展予定会場を巡る会。エコエゴ展参加作家に気軽に会える絶好の機会です。 乗車する便・時間は下記の予定です。 中央・横曽根・青木・南平循環 反時計回り 12:00 川口駅西口 より4便に乗車します。 ↓ 12:31 朝日環境センター ここで一度下車し旧リサイクルセンターを見学します。 14:01 朝日環境センター より5便に再び乗車します。 ↓ 14:45 川口駅西口 そのまま6便に乗り継ぎ(希望者のみ。車内にて暫時解散) ↓ 15:14 元一中町会館 KAWAGUCHI ART FACTORY 前着、散会。 小さなバスの為、ご乗車には限りが あります事、ご了承下さい。小型ノンステップバス33人乗り(座席数:16)他、 車椅子1台分の乗車スペース有。料金は各自乗車時にお支払い下さい。 中学生以上:100円、小学生・障害者【障害者手帳を提示】:50円、未就学児:無料 ■3月7日(日)〜14日(日) Between ECO & EGO Act.4 『エコ&エゴ展 プレイベント』 (KAWAGUCHI ART FACTORY) ・ (リサイクルプラザ) 5月〜6月の本展に先駆けて各アーティストの作品の一部をご紹介するプレイベント。 39@の日(サンキューアートの日)参加同時企画。 ----------------------------------------------------------------------- 以上の各企画に関するお問い合わせは下記まで。 |
番 外 編 |
■1月30日(金) 19:30〜
Interview by Hechimaso
(東京・板橋 FGK@fe) チャージ1200円(1ドリンク付) パフォーマンスアートに関わる、あるいは関わった人のインタビューを 山岡佐紀子 氏が行い、記録化していくプログラムの第3回は、水のアーティスト= 池田一 氏。 演劇から転じた70年代、パフォーマンスアーティストとして展開された80年代から90年代、 様々な体験や出会いと作品の展開、時代、社会との関わり、そして今後の日本の芸術の 行方への考えなどを訊ねる。池田氏を知り、更にはアートを紐解く絶好のプログラム。 ■1月31日(土) 19:00〜 まほまほファミリー 企画展 [ わりあて ] sky-catcher (the machine : rats mode) 【ねずみ式そらとり機】 エコ&エゴ展参加作家の一人、 新生呉羽 氏が参加するパフォーマンス企画。 by unit 【Ho_ho_Ni_ku】/ ほほにく :伊藤洋子 新生呉羽 花上直人 J Trip art Gallery TEL:03-3462-0960 渋谷区代官山町2-3ザ・ロウズ代官山2F JR渋谷駅より徒歩15分、代官山駅より10分 イベントFreePass 1500円 ■1月17日(土)〜3月21日(日) 10:00〜18:00 月曜休館 観覧料:900円 東京都現代美術館 MOTアニュアル2004 私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか エコ&エゴ展参加の 小瀬村真美 氏が参加するグループ展。 『現在』を時間的なスパンの中で位置付ける事が極めて困難な高度化した情報化社会にあって、 過去や未来を視野に入れて『現在』を捉えて行く強靱な思考をアーティストの創造力と考え、 不安定な現代社会に生きる様々な世代の人々のアイデンティティの問題が主題のひとつ として浮かび上がるであろう創作活動を展開する作家を紹介するプログラム。 3月6日にはアーティスト・トークもあり。 ■1月26日(月)〜31日(土)12:00〜19:00 ギャラリー汲美 《デュシャン・アンフラマンスの試み》 ヒグマ春夫の覗き見の部屋 エコ&エゴ展参加の ヒグマ春夫 氏の 展覧会。 『フィラデルフィア美術館でデュシャンの「落ちる水、照明用ガス、が与えられた とせよ」を観た。もう随分と時間が経っているのだが気になり出している事がある。 それは覗いている自分自身の姿が、覗いている瞬間、誰かに覗かれているという 感覚である。覗き見というのは極めて個人的な作業であるのだが、覗き見が共有 されようとする瞬間に出会った。「覗き見の部屋」はデュシャンのアンフラマンス をテキストにし、ダンサーの身体を通して現そうとしている。その空間構成を成立 させているのはビデオ・インスタレーションである。』 出演:26日(月)立花あさみ・27日(火)桐谷果甫・28日(水)不動まゆう・29日(木)桐谷果甫 ・30日(金)宮下恵美子・31日(土)昆野まり子 覗き料:500円 会場:104-0031東京都中央区京橋3-2-18第一会館ビル2F TEL:03-3231-3577 ■2月14日(土)〜3月14日(日)10:00〜17:00 月曜休館 入場料:500円 メタルアートミュージアム 光の谷 《 龍伝説 》 Kumi Kaneko Exihibition エコ&エゴ展サポーターで彫刻家、 兼子久美 氏の個展。鉄を素材に『線の存在感』を意識した作品制作を行い、最近では 蜘蛛や蛇といった生物の姿を借りて表現する。 『今回は、旱魃から人々を救った「龍伝説」がある印旛沼の地に、作品の構想を 練る為に10日間滞在、伝説の龍を作る事や降らせた雨や、満ち満ちた沼を作る事 はできないまでも、この物語を知り、この地に滞在することにより、自らにもたら された意味や経験を表現することなら可能かとの考えに至る。自然、社会、そして 人間にさえも向き合う事が出来なくなりつつあるこの現代において、尊い自然の 壮絶さを表現する事が、それらに向き合う事を示すのではないかと思う。』 ■2月7日(土)〜4月11日(日)10:00-22:00(火〜17:00) 会期中無休 森美術館 入館料:1500円 「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」 エコ&エゴ展参加作家の一人、 石川雷太 氏が参加する展覧会。 東京の中心、六本木ヒルズの最上層にある森美術館で開催される本展では、現代美術 を中心に、多様なジャンルから6名のキュレーターの異なる眼差しによって57組の作品、 参加者が選ばれている。既に永いキャリアを持つアーティストから若手注目株まで、 年齢に関係なく、その時代を代表する創造的で刺激的なアイデアを紹介。 ひとつのアイデアや価値観の世界に支配されず、多様な価値を認めあい、自身の世界を 深めている彼らの作品からは、『個』への理解を深めることの面白さと、それらの自然な 共鳴を全身で感じ取る事が出来るだろう。更には、意気消沈した様にも見える現代日本 への自信の回復、そして我々の未来への希望が見えてくることを願う。 |